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学生・女子大生が失敗しないためのクレジットカードのお話(海外旅行・審査の知識・おすすめランキングも)

私自身現役の女子大生です。大学1年生の4月からアルバイトをしている信販会社で培った知識・経験をもとに、学生に向けて「クレジットカードの落とし穴」や「クレジットカードの便利な使い方」を伝えられればなと思います。学生ならではの目線で、時には実体験も踏まえて参考となる情報を発信できるように日々更新頑張ります!!

日本が誇る交通系ICカード代表のSuica・PASMOが、世界も驚く高速処理を実現させていた

 

 

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                                                    photo  by  https://jp.pinterest.com/pin/497647827558498304/

 

 

 

 

 関東で電車に乗る人は必ずSuicaもしくはPASMOを持っていると思います。なぜなら関東の改札はほぼ自動改札になっているので、交通系ICカードを持っていた方が、いちいち切符を買うより圧倒的にだからです。

 

 普段当たり前のように、IC乗車券として、もしくは電子マネーとして使うこの交通系ICカードを詳しく調べてみると、日本の改札での処理速度が世界から見ると驚異的スピードであることが判明しました。

 

 

 

 

 

接触型と非接触型

 ICカード情報の読み書き方式には「接触型」と「非接触型」があります。

 

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                            photo by http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0508/12/news090.html

 

  • 接触型

 「接触型」とは、カードリーダー端末とカードのICモジュールを接点を持って通信しなければならないものです。直接接触するので確実な通信となり、より強固なセキュリティが必要とされる決済や認証の場面で用いられます。

 

 

  • 非接触型

 「非接触型」とは、カード内部にアンテナの役目を果たすコイルが内蔵されており、端末のカードリーダーから発生している磁界にカードをかざすことで、無線通信でデータのやり取りができます。

 

 

 

 

 

非接触型ICカードの特徴

 「非接触型」のICカードにはいくつかの利点があります。

 

  1. メモリ容量が大きい(磁気カードと比べて)
  2. セキュリティが高い(磁気カードと比べて)
  3. 使い勝手が良い(ユーザーの眼から見て)
  4. メンテナンスがあまり必要ない

 

 

 つまり「非接触型」ICカードのSuicaやPASMOは、私たち利用者にもシステムを管理する鉄道会社側にも大いにメリットがあるものだということです。

 

 

 

 

 

 

日本の当たり前が、世界では驚異的と賞賛される

 日々改札を通る時に、持っている交通系ICカードをタッチすると思いますが、朝や夕方の通勤ラッシュ時にはどの駅でも多くの人が列をなすように改札を通り抜けますよね。

 

 次から次に改札に人が吸い込まれていくので、仮に誰かだ残高不足等で改札を閉ざして流れを止めてしまったら、朝から満員電車に乗って通勤してきた多くのサラリーマンはイライラしますよね。でもこれってすごいことなんです。

 

 というのも、日本の非接触は処理速度を重視していて、日本の自動改札は速度の面で特に優れていると言われています。

 

オムロンは世界で初めて駅の自動改札機や自動券売機を開発し、駅務の自動化を実現しました。そして、いまより高度な要求に応え駅務機器システムの研究に取り組んでいます。現在の自動改札機は、 1分間に最大70人の乗客を通過させることが可能です。オムロンの自動改札機は、多彩な技術が凝縮され、正確かつ高速な処理能力と安定した稼動により、日本各地は勿論のこと、近年では中国をはじめ世界中で活躍しており、都市の近代化に貢献しています。 

出典:自動改札機:オムロンの技術紹介 | 技術情報 | オムロン

 

 

 1分間に最大70人も通すっていうことは、1人改札を通過するの約0.85秒程度しかかかっていないということです。これはすごいことです。

 

 海外と比較すると、海外でIC乗車券を導入しているパリのメトロやニューヨークのサブウェイでは、1名通過するのに3~5秒かかっていました*1。日本と比較すると、速度に大きな差がありますよね。

 

 日本のICカードの高速処理を実現するためには、様々な工夫が施されています。

 

 例えば、カード読み取り口の角度を工夫して、ICカードがしっかりタッチされずに処理が未完了になるという状態を防ぎます。また、自動改札機側の工夫のみならず、カードにも工夫が施されていて、カードに内蔵されるアンテナの形状を細くするなどしています。

 

 

自動改札機の進入から退出までの状態を検出するために、列状に複数個の追従センサを配置し、隣り合う2-3個センサの状態により、通過乗客の挙動を追従・分析します。これにより乗客や手荷物を正しく区別するなど正確に検知し、扉制御と連動した確実な改札処理を実現しています。 

出典:自動改札機:オムロンの技術紹介 | 技術情報 | オムロン

  

 

 さらに、日本の自動改札機は処理高速化に向けて進化し続けています。自動改札機を開発するオムロンは歩行を伴うタッチ動作において、センサにより乗客・手荷物を正確に検知し、改札処理の誤認を軽減しています。

 

 日々利用する鉄道の自動改札で、日本の技術がこんなにも素晴らしいことを知りませんでした。

 

 

 

 

日本のIC乗車券の最大の特徴

 先述したように、日本の交通系ICカードの処理速度は超高速かつ正確で、素晴らしいです。

 

 しかし、それだけではありません。IC乗車券の最大の特徴は、オンラインとオフライン両方の長所を取り入れていることです。

 

 基本的にプリペイド価値はカード上に持っていて、自動改札機との間でかなり短時間で価値の移動を行い、オフラインでカード上の情報を書き換えます。

 

 また、その情報をサーバに送るため、紛失盗難の際もプリペイド価値の再発行が可能となります。

 

 一方、海外の非接触ICではゾーン運賃定額制度*2改めて日本の交通系ICカードは非常に便利なものだと実感しますね。

 

 

 

 

 

最後に

 今回は関東で代表的なIC乗車券のSuicaとPASMOを例に出しましたが、それ以外の全国各地の交通系ICカードも同様に高速処理を実現しています。

 

 確かに、普段鉄道を利用していて改札を取り抜ける時、結構な勢いで通ろうとしても問題なく通り抜けられますよね。また、しっかりタッチできなかったって思っても、結構な割合できちんと反応してくれますよね。

 

 やはり日本の非接触型ICカードの技術の高さは本物だなと痛感しました。皆さんも明日改札を通る時は、少し速度を意識してみてください。小走りぐらいなら日本の技術なら改札もしっかり反応してくれるはずですよ!!

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

参考図書:

*1:参考までに、2013年の情報ですので、現在はより高速化していると思われます。

*2:路線網を矩形、または同心円状に分けたゾーンで区切って、ゾーンをまたぐごとに運賃が加算されてゆく制度で、区間制の区間を大きく取ったものとも言える。