日本で唯一の国際ブランド、JCBカードの魅力に迫る!
photo by http://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/gold.html
「JCB」という言葉を聞いたことない人は日本にいないでしょう。それぐらいカードのブランドとしては有名になってきています。
見て分かる通り、頭文字にJがつくのでJAPANのJです。日本クレジットビューロー(Japan Credit Bureau)の略称です。
日本で唯一の国際ブランドがJCBでありますが、アメリカ以外で決済カードの国際ブランドを持つのは日本(JCB)と中国(銀聯)だけです。それぐらい国際ブランドは貴重で格式高いものということです。
そのJCBの魅力を日本人として伝えたいと思い、記事にしてまとめてみたのでぜひ読んでいただけたら嬉しいです!!!
JCBが選ばれる理由
先述しましたが、頭文字にJがあるようにJCBは日本のブランドとして「サムライカード」のイメージが強いですよね。国内利用では圧倒的ですが、もう既に海外でもメジャーで、海外加盟店の数も着実に増えていっています。
- 世界190カ国以上に加盟店を持つ
- 取扱契約数は、世界で2900万件以上
- 世界60か所以上にJCBプラザを設置し、海外でも日本人旅行客を手厚くサポート
現在日本国内では最大規模の6553万人の会員を抱えるJCBですが、上のグラフを見て分かる通り、全会員の80%を占めています。
ただ海外の会員数も伸ばしていて、海外の会員数は約20%となっています。またその中でも中国で非常に伸びています。海外の会員数の約46%は中国人で占められています。それぐらいアジア圏では有力な決済カードブランドであることがわかります。
JCBの取扱契約数は世界で約2383万件以上になります。しかしながら、上のグラフを見て分かる通り、既に日本の取扱件数を海外の取扱件数が上回っています。
ここからわかるように、これだけJCBが国際ブランドとしての地位を高めていることがわかりますよね。我が国日本からこのような国際ブランドが誕生して、それもどんどん規模を拡大しているとは、日本人として非常に嬉しいですね。
JCBフルライン決済プロダクト
まずそもそも国際決済カードブランドとはどのようなものか知っていますか。今現在、国際7大ブランドと呼ばれるものがあります。以下に挙げてみました。
- Visa
- Master Card
- 銀聯
- アメリカン・エキスプレス
- JCB
- ダイナースクラブ
- ディスカバー(日本国内では発行されていない)
この中でJCBは当初はクレジットカードの決済プロダクトだけを持っていました。その他の国際ブランドのVisaやMaster Cardは、クレジットカードの決済プロダクト以外も様々なものを持っていました。
そういった面でJCBは少し他の国際ブランドに遅れを取っていましたが、2013年以降その他の決済プロダクトも出揃ってきました。
一部例を挙げると
- 2013年2月、フィリピン国内のみで使用できるプリペイドカードを発行
- 2013年8月、台湾でデビットカード
- 2013年10月、日本国内で独立したプリペイドブランド
- 2014年、国内初のデビットカードをスタート
などなど、多くのプロダクトを着々と生み出しています。
►JCBデビットカード
JCBは国内80カ所以上の地域金融機関やカード発行会社からクレジットカード業務を受託しています。国内金融機関により発行されるVisaデビットや、世界で利用できる、国際ブランドとしてのJCBを掲げたデビットカードを発行しています。
国内でJCBデビットカードを発行する銀行
- イオン銀行
- 大垣共立銀行
- 千葉銀行
- 東邦銀行
- 西日本シティ銀行
- 北洋銀行
- 山口銀行
- 北九州銀行
- もみじ銀行
- 楽天銀行
などです。国際ブランドとして認められているJCBのデビットカードなので、持っていて損はありません!!
JCBデビットカードについて詳しくはこちら↓ ↓
JCBデビット | クレジットカードJCB 海外でも便利な優待特典やJCB PLAZA情報
►JCBプリペイド(ギフト)カード
JCBはVisaブランドのプリペイドカードやギフトカードと異なり、「JCB」ではなく、「JCB PREPAID」という単独ブランドで立ち上げました。
ただし、デビットカードと違ってJCB加盟店全店で使えるわけではなく、JCB PREPAID加盟店が新たに開拓され、そこで使えます。またこのJCB PREPAIDはネットショッピングで使えるところも特長の1つです。
世界に広がるT&Eカード
JCBカードというとまず何を頭に浮かべますか?私がCMや広告を通じて最も耳にするのはやはり「JCBギフトカード」かなって思います。
あとはJCBといえば「JCBマジカル」であったり「JCBディズニー」というワードですよね。JCBはなんかディズニーと深く関わっているっていうイメージが非常に強いです。
まさにこれは事実で、JCBカードはカードのステータスを重視しているものではなくて、その付随するサービスを重視しているカードです。
つまり、金融決済カードの面を備えた、T&E(トラベル&エンターテイメントカード)というところですかね。
ここで余談ですが、銀行キャッシュカードやクレジットカードなどの磁気ストライプ付きカードは、最初の1桁目を主要産業識別子としています。これは意外に知らない人が多いんではないかと思います。
photo by http://creca-ouen.com/archives/3913
カードの番号体系は以下のようになっています。
- 航空
- 航空/その他予備
- 旅行・娯楽/銀行・金融
- 銀行・金融
- 銀行・金融
- 運送/銀行・金融
- 石油/その他将来発生する産業
- ヘルスケア/医療/通信/その他予備
- 国家
カードの1番目の番号でこのように識別しています。
ちなみに私が所持しているカードは
- 楽天カード → 3、旅行・娯楽/銀行・金融
- 三井住友VISAカード → 4、銀行・金融
- みずほ銀行クレジットカード → 5、銀行・金融
という感じでした。
まぁ余談はこの辺にしておいて、先述した通り、JCBは日本最大のテーマパークである東京ディズニーリゾートのオフィシャルカードであることからもT&E志向であることがわかります。
またT&Eカードとしてのブランドサービスも旅行をサポートするサービスが充実しています。
例えば、
- JCBプラザ
- JCB海外保険
- JCB海外優待プログラム
- 空港サービスデスク
- 空港サービスラウンジ
- JCB紛失・盗難海外サポート
などなど、慣れない海外で困ったことが起きた時でも安心なサポート体制です。
最後に
JCBの魅力はまだまだあります。でもやはり大学生目線で言うと、ディズニーランドのオフィシャルカードであることは非常に印象深いですよね。
ディズニーと提携していることで、カードのデザインがディズニーキャラクターのものもあったり、東京ディズニーリゾート園内でのJCBカード利用で、非常にお得なサービスがあったりと、とても魅力的です。
次回はまた「JCB ディズニー」に着目して、ディズニー利用客にもっともっと便利なサービスを記事にして発信していきたいと思います。
JCBカードの詳細はこちら ↓↓
読んでいただきありがとうございます!!!