知ってればいざという時困らない!クレジットカードでよくあるトラブルとその対処法
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皆さんはクレジットカードに関するトラブルに巻き込まれたことはありますか?私は幸い今の所、目立ったトラブルに巻き込まれたことはないですね。
クレジットカードのトラブルと言っても、様々な問題があります。延滞してしまった、カードが折れてしまった、暗証番号を忘れてしまった、ICチップが反応しなくなった等、自分のミスやカードの不具合によるものもトラブルと言えると思います。
ただ、これらのトラブル、特にカードの不具合については大方はとりあえず落ち着いて、カード会社のカスタマーセンターに連絡すれば対処法を教えてもらえますよね。それにそこまで大至急ってわけでもないと思います。
一方、トラブルでも盗難や不正利用などの犯罪に巻き込まれる可能性もありますよね。そういう場合はできるだけ早く自分がトラブルに巻き込まれていることに気がつき、至急対処しなければならない問題ですよね。
これからカードを持とうと思っている方、まだカードを持って間もない学生の方、トラブルに巻き込まれたかもと思っている方に参考となる情報をまとめてみました!!
身に覚えのない請求
クレジットカードの明細というのは、支払日前に必ず本人には届くようになっています。紙の明細書が一般的だとは思いますが、最近ではネット上で、締め日前でも逐一確認することができます。
本来はネットの方で、カード利用の度に自分のもらった明細と表示のある金額を比較して正しく反映されているかを確認すべきです。定期的にチェックしていれば、仮に身に覚えのない利用履歴があれば、すぐに落ち着いて対処できますよね。
ただ、コンビニ、ネットショッピング等カード決済の機会が多くなってきたこの世の中で、いちいちカードの利用を確認している暇ないほど忙しい方が大半だと思います。
仮に支払日目前で身に覚えのない請求があったとします。それが行った記憶のない海外での利用や、高級ブランド品を何度も買っているようなら、それは不正利用の可能性が高いです。
- 不正利用された!
→①カード会社に連絡して、カードを止めてもらう、無効にしてもらう
②警察に届ける
このように落ち着いて対処することが大切です。
カード会社も不正利用の可能性が高いと判断した場合、カードが使われた加盟店を調べたり、サインが本当に本人のものか調べたりします。不正利用であると確信を持てた場合は、その請求はもちろん支払う必要はありません。
ただ、問題なのは、それが本当に不正利用されたのかどうかということです。犯罪に巻き込まれたと思ってすぐに上記①、②の対処をするのではなくて、一旦落ち着いて幾つかの可能性を考える必要があります。
- 店の名前で請求されるとは限らない
これは例えばルミネやマルイ、伊勢丹というような大きな百貨店、ショッピングセンターでの利用なら、請求の名前にそのままお店の名前が入ることが殆どです。
ただ、飲食店や夜の店(キャバクラ、ホスト)などでは、店の名前で請求が来るとは限りません。多くの飲食店は、〇〇株式会社などというように運営会社がいて、店名と会社名が異なるケースが多いです。だから支払いの際に自分が受け取ったカード利用控えと明細書の金額が同じであれば、その飲食店である可能性が高いです。この場合は不正利用ではないですね。
- 家族や身内の誰かが使っていた
本来はカードはその人自身しか使えないものです。ただ、夫婦の間柄だったりとか、旦那さん名義のカードを利用したりするケースありますよね。夫婦ならまだわかります。ただ恋人関係で勝手に相手の財布からカードを抜き取って利用するというケースも最近は多いみたいです。恋人同士で相手のカードを勝手に使うのは犯罪です。
だから、身に覚えのない請求があったとして、まず落ち着いて、カードの利用を思い返しても使った記憶のない金額だったら、まずは身内に聞いてみるべきです。
- 2.3ヶ月前の請求が来ている
これも大きな会社や店での利用なら、クレジットカードを使ったと同時に売上処理がされて、カード会社にも情報が行きます。
ただ、小さい店やカード利用の少ない店は経理上の問題で、即日で売上処理ができない場合があります。その場合は加盟店側の締め日が間に合わず、次の締め日で売上たことになり、私たちの元へ来る情報も2〜3か月ずれることになります。
だから、焦らず2〜3か月前までに使った記憶のあるものかどうか思い返してみてください。
- 自分が以前にボーナス払いで購入したもの
これはしっかりお金の管理ができている方なら問題ないと思いますが、家電であったり高価なものをボーナス払いで購入するケースありますよね。
私が持っている楽天カードの場合は
- 2/1〜6/末の間の利用 → 支払い月は6、7、8月から選択
- 9/1〜11/末の間の利用 → 支払い月は12、1月から選択
こういうボーナス利用のシステムになっています。仮に2月の頭に買い物しても、支払いを8月まで猶予することができます。半年程空くってことですね。でも半年も時間が空いてしまうと、忘れちゃうのも少しわかりますよね。
だから、ボーナス払いにしたものは特に自分の目に入る手帳なりメモなりに、金額と支払い予定日を記入しておくことが重要かと思います。
これらの考えられる原因を思い返してみても、やはり身に覚えのなく不正請求だと思った場合は、すぐに上記の①、②の手続きをしましょう。
ここで、もう1点注意しなければならないのが、不正の申し立ての期間です。基本的に不正発生から60日以内に申し立てる必要があります。
気づいた時には請求額が自分の口座から引き落とされていたとしても、カード会社のカード盗難保険が適用されます。申し立てした日から遡って60日までは不正利用で損害を被った額を弁償してもらえます。
逆に言うと、60日より前のものは、仮に不正利用であっても保険の対象外ということになります。
だから、数ヶ月間のカード利用控えは念のためにしっかり保管しておくことが重要です。すぐに捨てちゃう方は、WEB明細書の方がいいかもしれないです。WEB明細書なら1年前くらいの利用情報を簡単に見ることができます。紙の資源節約にもなりますしね。オススメです。
支払いの時に手数料を取られた
これは実際に私も経験があります。
大学生になってカードを持ったばかりの時に、飲食店でカードで支払いしようとしました。支払いの時に「カードだとプラス3%の手数料をいただきます」って言われたことがあります。カードを持ってから初めてそんなこと言われたので、戸惑いもあったんですが複数人の分をまとめての支払いだったし、現金もそんなに持ってなかったので素直に従いました。
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でも後から知りました。手数料は加盟店が支払うもので、客が支払うものではないということを。加盟店側がカード会社に支払うものであって、私たちカード利用者は支払う必要がありません。カード会社、加盟店、客は3者間契約で成り立ってます。
本来であればカード会社に連絡していれば帰ってくるお金だったかもしれないのに。少し後悔はしていますが、以前ほどカードの手数料を客に要求する店も少なくなっているとは思うので、今後遭遇することはないかなと思っていますが。
しかし、実際のところそういう店がまだ存在しているのも事実なので、偶然にもそういう悪徳店に遭遇してしまった場合は、速やかにカード会社に連絡しましょう。
ただ、ここにも注意点があります。手数料を返してもらおうとカード会社に連絡しても、相手にしてくれないカード会社もあります。さすがに有名どころの大きなカード会社はそんなことはないと思いますが、比較的いい加減な会社は「手数料は客と加盟店の問題で関係ない」というような態度で突き放します。そういうカード会社のカードは即刻解約すべきです。
確かに、加盟店からするとこの手数料問題は煩しいかとは思います。いちいち数百円単位からの手数料の返還処理も正直面倒だろうし、手数料を返せば会社の収益が減るし、加盟店も失うことになりかねません。
最後に
トラブルに巻き込まれる可能性は誰にでもあります。その時にどう対処するのが1番いいかどうかは、こういう知識があるかどうかで大幅に変わってくると思います。
特にクレジットカードのトラブルというのは”お金”に関わることですよね。トラブルに巻き込まれても素早く対処することができれば、自分が損することはありません。
その一方で、対処に時間がかかったり、知識がないために間違った対処をしてしまったら、帰ってくるはずのお金が戻ってこなかったり、必要のないお金を払うことになったりと、損をします。だから、知識を持つことが大切です。
また、間違った対応をしたカード会社との関係は速やかに断つべきです。カード会社はなるべく加盟店を多く作って、カード保有者を増やして、利用金額を増やせば増やすほど収益につながります。だからと言って、顧客が不要な手数料を取られていたり、不正利用されている可能性もあるにもかかわらず不誠実な対応をするカード会社は、今後も変わらないと思います。大きく成長することもないし、下手したら潰れるんじゃないかなと思います。
現在年会費無料のカードが多く存在している中で、カード会社は個人の顧客の利息から得る収益が多いです。だからあれだけ「リボ払い」を前面に押し出して、客に利息がかかる支払いをさせようとしています。
まぁそれは置いといて、それぐらい「塵も積もれば山となる」経営なんだから、顧客を大事にしないカード会社は成長しません。
とにかく大事なのは、明細は捨てずに持っておいて、不正利用の可能性が高いと判断したらすぐにカード会社・警察に連絡してください。
ぜひ参考になれば嬉しいです。
参考図書:
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