学生・女子大生が失敗しないためのクレジットカードのお話(海外旅行・審査の知識・おすすめランキングも)

私自身現役の女子大生です。大学1年生の4月からアルバイトをしている信販会社で培った知識・経験をもとに、学生に向けて「クレジットカードの落とし穴」や「クレジットカードの便利な使い方」を伝えられればなと思います。学生ならではの目線で、時には実体験も踏まえて参考となる情報を発信できるように日々更新頑張ります!!

現金とクレジットカードの使い分けのボーダーラインはどこ?クレジットカード少額決済は、店側から拒否されるのか。

 

 

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 クレジットカードが使えるお店は日々増えています。

 

 今までは日本で使えるクレジットカードのブランドといえば、日本で唯一の国際ブランドJCBばかりでした。しかし、最近ではVISA、MasterCardをはじめ、複数の国際ブランドが問題なく使える加盟店が増えてきています。

 

 国際ブランドとは、現在世界では大きく7つのカードブランドを指します。

 

 

  1. Visa
  2. Master Card
  3. 銀聯
  4. アメリカン・エキスプレス
  5. JCB
  6. ダイナースクラブ
  7. ディスカバー(日本国内では発行されていない)

出典:

cardgirl.hatenablog.com

 

  

 

 以前の記事で、国際ブランドに関して記述しているので、よかったら参考にしてみてください。

 

 どれも聞いたことがあるくらい有名なカードブランドだと思います。また、日本の多くに人はこの国際ブランドのカードを必ず1枚は持っているんじゃないかなと思います。

 

 2020年の東京オリンピックに向けて、VISA、MasterCard、JCB以外の国際ブランドも使える加盟店が当然増えるのではないかと予想しています。

 

 

 

 

 

コンビニでのクレジットカード決済

 今日本で比較的広範囲*1に店舗を構えるコンビニチェーンは、10社あります。

 

 売上高の上から順に並べると以下の通りです。

 

  1. セブンイレブン
  2. ローソン
  3. ファミリーマート
  4. サークルKサンクス
  5. ミニストップ
  6. デイリーヤマザキ
  7. セイコーマート
  8. セーブオン
  9. スリーエフ
  10. ポプラ

 

 これらのコンビニでは問題なくクレジットカード決済を利用することができます。だから、ルール上は問題なく使いたい時にクレジットカードを使って支払いができます。

 

 

 

 

 

クレジットカードはいくらから使っていいの?

 クレジットカードに「いくらから使っていい」というようなルールは原則ありません。いくらであっても、使用者の使いたいタイミングで利用することができます。

 

 ただ、やはりまわりの目を気にする日本人は、少額だとなんだか店員に嫌がられそうとおもって現金で払う方が多いですよね。

 

 このような統計があったので、抜粋させていただきました。

 

 

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出典:コンビニエンスストアの利用に関する調査。71%がコンビニのポイントカードを持っている。|リサーチバンク

 

 

 これは2013年の統計なので、少し古いデータですが、この統計から見てわかるように、多くの人は金額にかかわらずコンビニでの支払いで未だ現金主義の方が多いということです。

 

 正直なところ、これだけクレジットカードが1人1枚当たり前の時代になってきて、多種多様な電子マネーの普及も進んでいるのに、コンビニでの現金払いが女性・男性ともに8割を超えているのは驚きでした。

 

 この統計の結果には以下のような原因が考えられると思います。

 

  • 少額決済でクレジットカードを使うのは恥ずかしいし、非常識に思われるかもしれないから

 

 これはなんだか日本人らしい理由だなと思いました。恥ずかしさといっていろいろあって、まず1つは店員に対する恥ずかしさ。「これぐらい少額の現金すらもってない」と思われるのが恥ずかしいと言ったところでしょうか。2つ目は他の客に対する恥ずかしさ。仮にレジに並んでいたとすると、クレジットカードって現金や電子マネーで支払うより、レジでの手間がかかったりして時間を食う可能性がありますよね。そういう面で恥ずかしいというところでしょうか。

 

 どちらにせよ、恥ずかしさに打ち勝つだけのクレジットカードを使うメリットがないと、日本人は使わないってことですね。

 

 

  • サインや暗証番号入力が面倒だから

 

 こればっかりはどうしようもないですね。決まった金額以下はサインレスのコンビニもありますが、全部がそうとは限りません。100円程度の買い物で、いちいち控えにサインをしたり暗証番号を入力するのは確かに面倒に感じます。

 

 

  • わざわざカードを出すのが面倒だから

 このような理由もあるそうです。でもこれに関しては私はあまり共感できないかなと思います。あの細かい硬貨を財布から引っ張り出すより、よっぽどカード1枚さっと出した方がなのではないかと思います。

 

 最近だと手帳型のスマホケースにクレジットカードを1枚入れている人も多いと思うので、そこまで手間のかかる動きではないと思います。

 

 

 

 

 

店側から拒否されない?

 私たちがカードで決済するのに、金額の条件はないことはわかっていただけたと思います。ただ、私たち消費者はコンビニでクレジットカードを使っても、原則1回払いなので手数料はかかってきません。

 

 しかし、加盟店はカード会社に手数料を支払わなければならないですよね。一般的に加盟店がカード会社に支払う手数料は、その金額の3%〜7%程度と言われています。結構高額ですよね。

 

 だから、正直なところは加盟店側の立場的にはできるだけ現金を使ってもらいたいという思いはあるとは思います。

 

 ただ、最近ではコンビニが専用のクレジットカードを発行するような時代ですし、各コンビそれぞれが独自のポイントシステムを持っています。だからコンビニでは基本どんなに少額でも、カード決済を拒否されることはありませんので安心してください。

 

 

 

 

 

まとめ

 現金とクレジットカードの使い分けのボーダーなんてありません。ボーダーレスです。だから逆に言えば1円からでも全く構わないということです。ただ、1円の商品なんてないだろうから、基本100円程度くらいからでしょうか。

 

 ただし日本人は「常識的に」というのを常に考えますよね。やっぱりどんなにクレジットカード払いの方が楽で、ポイントをもらえたりしても、せいぜい1〜2ポイント程度ならその「常識」を優先して、現金を使いますよね。よほど図々しい人ではない限り、100円の利用でカード決済を使えないのが現状です。

 

 そういう場合、1つのラインとして「1000円以上の利用はカード決済」というふうに自分の中でルールを作れば良いのかと思います。1000円以上なら、客観的な目線で見てもカード決済を使っても全く非常識ではないと思います。

 

 ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

読んでいただきありがとうございます!!

 

 

*1:47都道府県全部に店舗があるわけではない。